リハビリ科の取り組み
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- リハビリ科の取り組み
当施設では、各専門職やご家族様と連携を取りながら、身体機能の維持向上、日常生活動作獲得の為のリハビリを行い、並行して残存機能を活かせるよう環境設定を行うなど、あらゆる方法を検討し在宅や地域での生活へ戻っていけるようご協力させて頂いております。あくまで主役はご利用者様お一人お一人となり、利用者様の在宅復帰への思いや努力が何より大切となります。その思いや努力を継続して達成していけるように、私たちセラピストがリハビリという形で支援させて頂くことがリハビリ職の役割と考えております。
【短期集中個別リハビリテーション】
入所の日から起算して3か月以内の期間、理学療法士や作業療法士などリハビリの専門職員による、目的や状態に合わせた集中的なリハビリテーションの提供を週3回以上行わせて頂いております。また、脳梗塞や脳出血などの後遺症で言語障害・嚥下障害のある方には言語聴覚士によるリハビリを受けて頂く事ができます。
【認知症短期集中リハビリテーション】
入所日から起算して3か月以内の期間、国に定められている基準に沿って対象となった方に対して、作業療法士等による認知機能の維持向上を目的とした脳へ様々な良い刺激を入力することが可能なリハビリを週3回を限度とし、ご利用者様に合ったプログラムで提供させて頂きます。
【フロアリハビリ】
当施設では、リハビリスタッフから指導を受けた介護士も日々リハビリを提供しています。これをフロアリハビリと呼んでいます。また、生活の中で残存機能を活かしたケアを生活リハビリと呼んでいます。リハビリスタッフによるリハビリだけでなく、24時間関わる介護士もリハビリを行うことでADL(日常生活動作)が向上し、在宅復帰につながります。
【退所前カンファレンス】
退所の約1月前に各専門職や利用者様とそのご家族様にて、在宅復帰に向けての最終調整を行います。ここで得た情報を役立て、在宅で必要なサービスの提案や残り期間に在宅復帰に必要となる動作に特化したリハビリのご提供を行っています。